浜名湖発親うなぎ放流連絡会|事業案内

事業案内

浜名湖発
親うなぎ放流事業とは

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日本のシラスウナギが連続の不漁となり、このことで国際自然保護連合(IUCN)ではニホンウナギを絶滅危惧種に指定いたしました。
また、水産庁でも親ウナギの禁漁と稚魚の池入れ量を制限して資源の回復対策を国内外にアピールするに至っています。

当協議会では、平成25年度から浜名湖地区水産振興協議会(会長=浜松市長、副会長=湖西市長、浜名湖養魚漁業協同組合、浜名漁業協同組合)と静岡県、浜松うなぎ料理専門店振興会、浜松うなぎ販売組合の連携のもと、浜名湖から成長し、やがてマリアナ海溝に向かう銀化した親ウナギを買い上げ、今切れ沖で放流する事業を行っております。

シラスウナギとなって、日本に遡上するニホンウナギの資源回復が益々重要と考えます。 そこで、浜名湖地区水産振興協議会ならびに浜名湖発親うなぎ放流連絡会は、これからも継続して浜名湖を下る親うなぎの放流事業を推進したいと考えております。

浜名湖発親うなぎの放流事業の流れ

親うなぎ放流事業の実績

当会にて、今切れ沖で放流した親うなぎの年間実績です。

2013年 2014年 2015年 2016年

295


メス
295

564


メス
456

オス
108

696


メス
551

オス
145

932


メス
752

オス
180

200kg 250kg 300kg 410kg

放流事業へのご支援のお願い

資源の回復が図られるには、まだまだ資金が必要になります。
資源回復事業への皆様からのご支援を募集しておりますのでよろしくお願い致します。

事業イメージ

学識経験者による講演会の実施

平成29年3月10日、舞阪協働センターで平成28年度浜名湖発親ウナギ放流事業の報告会と共に、須藤竜介先生による「浜名湖のニホンウナギの生活史」の講演を行いました。

ニホンウナギの産卵から銀ウナギになり再び生まれた海へと戻っていくまでの生活史を説明していただきました。(浜名湖に来るニホンウナギはマリアナの海で生まれ、北赤道海流と黒潮にのり遠州灘に到達する。その後、クロコとなって浜名湖とその流入河川に定着し、黄ウナギとして成長する。オスでは5年、メスでは10年ほど成長すると、秋から初冬に銀化し銀ウナギとなり、産卵場へと旅立つ。)

講演では、「全国に先駆けた『親ウナギ放流事業』は効果があると考えられる。浜名湖が先進事例となって親ウナギの放流が全国的に広がってほしい。」と、事業への期待をお話いただきました。

題目:
浜名湖のニホンウナギの生活史
講師:
国立研究開発法人水産研究・教育機構 増養殖研究所
ウナギ種苗量産研究センター量産基盤グループ
農学博士 須藤竜介氏
講演会イメージ

ウナギの生活史【資料】

ウナギの生活史など、ウナギの生態や資源量の減少に関するPDF資料がダウンロード出来ます。

子供も分かる
資源回復事業の大切さ

最後にこれからもみんなが1年に3回、4回ウナギが食べられますように!

  • 資源が少なくなれば、シラスウナギの取引価格も上がります。
    高いときには1kgあたり=248万円前後、安いときは20万円です。
  • 池に入れるシラスウナギが1匹あたり500円とします。
    半年間のエサ代と燃料費などと、病気などが出ないよう管理する費用を計算すると、料理屋さんにおろすのに2,000円になります。
  • 2,000円で仕入れたウナギを料理屋さんがかば焼きします。
    かば焼きは、「串打ち三年・割き八年・焼き一生」と言われるほど、料理人の修行が必要とされる料理です。
    この場合、お店で食べるウナギは2,000円+ご飯+タレ+料理代=4,000円位にはなります。
  • このように天然シラスウナギの資源が少なくなる中、 「天然のシラスウナギが手に入らなければ、人工でシラスウナギをつくったらどうか」というウナギの完全養殖の研究がすすめられてきました。50年経って、人工的にシラスを作ることが可能になってきました。
  • しかし、まだ全国のウナギ養殖業者に提供できるほど大量に人工のシラスウナギを作ることは出来ていません。また、完全養殖されたウナギを使っても、天然ウナギの資源を保全をしなければ、天然のウナギが増えることはないと思われます。
  • ウナギの生活を知り、長く将来につなげることが大切なことです。
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